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日本音楽療法学会関東支部 地方大会に行ってきました(1)

先日の大会、印象に残ったことと関連して感じたこと・考えたことのまとめ。 なんだか長くなりそうなので、何回かに分けて投稿します。

 
「記録には見たままを書く」
他職種と連携や、後輩・学生の指導の上で気をつけている点として記録の書き方という話題があった。 
例えば「楽しそう」→何をしたら楽しそうになったのか?何をもって楽しそうと判断したのか?特に発達障がいの子どもの場合、笑顔=楽しいではないケースも多々ある、とのこと。
 介護・医療分野の職に就く方の多くが抑えているポイントだと思うし、私自身も意識するようにしているが、改めて常に忘れないようにせねばと思った。

 例えば認知症の方で、初対面の私から見たら無表情に見える方がいらっしゃったときに「◯◯さん、表情には大きな変化がないように見える」これは事実。
「◯◯さんは関心なさそうなご様子」これは勝手な判断。現場のスタッフの方々が、ご本人が楽しまれているサインをキャッチされていることもある。もちろん逆のケースにも気をつけなけれればいけない。
   
承認欲求について
有名なマズローの五段階欲求説。大学で習った。 
いわゆる「承認欲求」「尊厳欲求」と呼ばれる階層の欲求を、音楽的活動を通して満たせるかという観点の臨床研究がある。 

これを考えるときに、そもそも承認欲求が具体的にどういう状態のものなのか、人は自分自身に対して「私の承認欲求は今満たされている/満たされていない」と評価できるものなのか、このあたりを明確にせねばならない。
評価の手段はおそらく質問票となると思うが、すでによく使われる質問票が存在するのか?このあたりにまだ詳しくないことに気づく。
 たとえば「A氏の◯◯という行動が△△という行動に変化した理由は承認欲求が満たされたからではないか」と推察できるような現象に出会って、そこを突っ込んで捉えたくなったときに検証できるツールは何なのか。 
また、音楽的活動(たとえば演奏の中で役割を担うこと)が本当に承認欲求を満たす、あるいは満たすきっかけの一つになるのかどうか。その可能性があるとしたら、そこにこれまでの音楽的経験の有無は関わるのか… と、そんな疑問が浮かぶ(後日先行研究を探します)。

※ところで、マズローの五段階の図を再検証した論説があった。
「下の階層の欲求が満たされない限り次の階層の欲求は表れない」という考えはマズローの主張とは異なる、とのこと。ほう。

とりあえず一旦ここまで。
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